意味があるとかないじゃなくて

私の青春をジャニーズに捧ぐ。

OVER THE TOP 感想

 

 

Hey!Say!JUMPは今、色々なフォーメーション(フロントメンバーの組み合わせやパート割)を試して、どれが売れるか試している状態だと思います。
今回はソロパートは少なく、シンプルな衣装と激しいフォーメーションダンスによりメンバーの特定は難しい曲。個を捨てて集合体で勝負することの美しさと難しさを感じました。

 

 

10周年イヤーの幕開けとなる2017年第1弾シングルは、彼らの決意表明とも呼ぶべき力強いメッセージが炸裂。疾走感と希望に溢れた楽曲で、過去と現在そして未来を繋ぎ新たな境地を切り拓く、Hey!Say!JUMP・2017年の始まりの歌となっています。(公式HP)

「過去と現在そして未来を繋ぎ新たな境地を切り拓く」っていうのはFantastic Timeの方がパート割とかダンスの感じが近かったかな?って思います。
曲に関してはアレですね。第一印象は長くね?でした(笑)。切れのあるダンスとサウンドの割には無駄に長くてメッセージ性?が薄れているような。あまり簡潔でない決意表明(笑)「そして巡り会う〜」ら辺は必要なのかな?っていう…

あと、JUMPにユニゾンは合わないなぁと。
他の曲にも言えることなんですけど、JUMPはユニゾンで歌うと歌詞がぼやけちゃうんですよね。歌の実力って、歌唱力うんぬんの前に歌詞を正確に伝えることが大前提。ソロならそれができている(JUMPは、他Gに比べ ずば抜けて歌が上手い人も下手な人もいない)はずなのに、ユニゾンにすることによってできなくなるのは非常に残念。
嵐さんはユニゾンが合うからユニゾンが多いけど、それをJUMPが単純に真似っこしてもダメじゃ無いかな?

ダンスはさすがJUMPといった感じでしたね。10年かけて培ってきた、美しく揃ったフォーメーションダンス。シンプルなPVはこれを存分に堪能できるものになっていてすばらすばら!!!!!
でも、迫力?オーラ?に欠けるんだよな…あいありみたいな迫力が欲しい。一般の方が見たら、ただダンスが上手い人達で終わっちゃいそう(小声)

 

 

  • Funky Time

雲ひとつない青空のような爽快さで、悩みや不安やモヤモヤを吹き飛ばしてくれる楽曲に仕上がりました。DVDに収録されるビデオクリップとメイキングは、どこを切り取っても9人の最高の笑顔!まさに“Funky Time”な映像になっています。(公式HP)

表題曲OTTに対しこちらはヲタ向け。ヲタはJUMPのいちゃいちゃワイワイが好きなんだろ!っていう制作側の狙いが伝わってくる(笑)そしてそれにまんまとハマる私。

とにかくJUMPらしい曲だなあって。「We are one,take your hands」とか「なにもかも怖くない そこに君がいるから」とか、JUMPメンバーの関係性orJUMPとファンの関係性が重ねられる。ガツガツしてなくて平和な歌詞なんだけど、「世界掴み取る」っていうのが2回も出てくるのがある意味JUMPらしい決意表明じゃないかなと思います(surviveするために誰か蹴落とす?no wayって感じ)。歌詞はOUR FUTUREとか、曲調はJUMPingCARとか似てるかな?明るい気分にさせてくれるこの曲好きー!

Don't think系でMovin'on 考えようにゃParty time
散々だった運命だって抱きしめたいや

ここの歌詞が個人的にお気に入りです。「考えようには」を「考えようにゃ」って言ってるのが可愛くてツボ。ちなみに私のLINEのステータスメッセージは「Don't think系」です(笑)

パート割も さんこいち(山田 知念 岡本)やズッコケ(有岡 伊野尾 八乙女) ミスフロ(中島 高木 薮)のように、仲良しメンバーのユニゾンで、考えられてるなぁって思いました。

PVもスーツ+2階建てバスの英国風がおしゃれでカッコよかったー!指示が少なく自由に動いている感じとかオモチャで遊んで童心に帰ってるJUMPもよき!

 

 

  • Our days

卒業をテーマしたミディアムバラード。君と出会えたこと、泣いて笑って一緒に過ごした日々を胸に、新しい世界へと旅立つ“僕ら”の背中を押してくれる楽曲です!(公式HP)

これ本当に「卒業ソングです」の一言に尽きる(笑)

卒業ソングと言っても、親しい人とのお別れや新生活に向けてのエールなどの汎用性は無く

当たり前の日々に最後のチャイムが鳴る

誰もいない教室 校庭の隅 思い出は消えない

…ガッツリ学校を卒業するって感じ(笑)

卒業ソングって関係が無いときは感情が乗らないというか(笑)自分が卒業した頃の卒業ソングとかは今聞いても感動なんですけど、何も無い時に思い入れのない卒業ソングを聞いても「あ、あー はい。」っていう感じ。こればっかりはHey!Say!JUMPもこの曲もなにも悪くないんですけど、感想書きづらい!

卒業式の合唱とかで流行ってくれるといいなぁ〜(適当)

 

 

危うい恋心を純白の「バニラアイス」に例えた、儚くそして妖艶な歌謡Funkラブソング(公式HP)

なるほど「真っ白な未来」とかはバニラアイスの白に例えているのか!歌詞解釈が難しい曲ですよね。「引力のない月は消えてく」「月の光に魅せられて」「あの月のようにそばにいて」と、月というワードが3回も出てくるんですけど、これがなにを表しているのかとか気になります。

あと、サビのメロディーラインが印象的!
「ばにらぁ あいすぅ くっちっずぅけてぇ〜♪」とか「そぉのぉすぷーんでぇ(低音)」とか(注:決してバカにしている訳ではありません)
愛僕とかTasty Uとかの路線を狙ったのかな?って感じです。複雑な恋愛関係を歌った曲。好きな人は好きかも!

 

 

  • PARTY!!

「人生はPARTYだ!共に楽しもうぜ!」と9人がノリノリで歌うエレクトロハウス(公式HP)

現代的で本格的なクラブミュージックってこれまた今までのJUMPに無かった曲ですね。
新しいサウンドに挑戦していって、持ち曲の幅を広げるのものもいいけど、1曲1曲を大切にしていないようにも感じる。カップリング曲ってパフォーマンスはなく歌声だけだから、歌声だけでどれだけその曲を魅力的にするかが勝負だと思う。この曲はJUMPの声質にあんまり合わないからなぁ… この曲はもっと上手く歌いこなしてくれる方に提供してほしいし、JUMPにももっと合う曲が来れば良かったのに…なんかもったいない。これでガッツリ踊るJUMPも見てみたいけど、コンサートでやりそうもない曲。キスマイとかが歌ってたら似合いそう。

 

 

相変わらず批判が多くなってしまうの嫌だなあ…。でもJUMPさんは楽曲に恵まれてないと思うのよ!売り上げが伸びないのはきっと楽曲が悪いの!あと、フォーメーションとかセンター、パート割が曲によって実験的に変わっていくのも落ち着かない…48Gを応援している気分…